本カテゴリーでは、岡山県内の学校事情、岡山ならではの傾向や中学、高校それぞれの主要校の偏差値や校風などをご紹介していきます。
かつて青春時代を岡山で過ごされ、今現在、進学を控えたお子さんをお持ちの親御さんであれば、岡山という地域ならではの気風や進学事情といったものは、ある程度ご存じのことでしょう。しかしながら、その一方で、時代の移り変わりとともに、様々な変化というものも起きているという事情も見逃せません。
ここでは、岡山における最新の学校事情というものを、ご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。
まずは岡山という地域に見られる、“ならでは”の特徴をおさらいしておきましょう。先刻ご承知の親御さんも多いと思われますが、岡山は「公立王国」と呼ばれて久しいエリアです。中学から私立というのはどちらかといえば少数派。高校でも人気が高いのは公立校という傾向があります。
そうした中で、近年急速に人気を高めているのが、公立の中高一貫校。岡山操山中学校、倉敷天城中学校、岡山大安寺中等教育学校の御三家に、平成27年度からは津山中学校が加わっています。また、高校においては、かつての「岡山五校」「倉敷四校」が公立として高い人気を維持しています。
文部科学省が行った「2017(平成29)年度学校基本調査」によると、大学への現役進学率は49.6%、浪人生など既卒者を含めると52.6%となり、過去最高を更新したそうです。さらには短大や専門学校なども含めると、進学率は実に80.6%という数字になっているとのこと。
また内閣府が実施した「2013(平成25)年度 小学生・中学生の意識に関する調査」によると、保護者が子どもに望む進路は「大学まで」が61.1%と圧倒的となっており、「高校まで」11.3%、「専門学校まで」10.9%、「短大まで」4.5%を大きく引き離しているそうです。
大学進学というものは、生徒自身の希望や意欲というものはもちろんのこと、親御さんの期待や希望というものも大きく影響しているということがうかがえます。
これまた既にご存じの方も多いでしょうが、これまで大学入試において行われてきたセンター試験は2019年度をもって終了。2020年度からは新たに「大学入学共通テスト」が導入される予定となっています。
センター試験と大きく異なる点としてはまず、マークシート一辺倒だった方式ではなく、すべての科目において記述式問題が導入されること。また英語では読む・聞く・話す・書くという、4技能を評価する方式となる予定です。
改めて申し上げるまでもありませんが、これまでのマークシート方式だけではなく、上記の内容に受験対策が必要となり、いかにそのポイントを強化していくかが、今後の受験対策において、大きな要素となっていきます。
県内の主要な私立校、および公立の中高一貫校、国立の岡山大学教育学部附属などを偏差値順にリストアップしてご紹介。また、これらの主要校の人気動向についてもとりまとめてご紹介しています。
県内の主要な私立校・公立校を偏差値の高い順にリストアップし、それぞれの校風に関する口コミ評判などもとりまとめてご紹介しています。加えて、かつての総合選抜制度における対象校で、今でも話題となることの多い「岡山五校」ならびに「倉敷四校」についても解説しています。
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